アプリケーション配信

Web Server

データとロジックが、ミッションクリティカルなワークフローを支える高度なユーザーインターフェースになる場所です。

ファブリックにおける役割

ダッシュボード層ではなく、アプリケーションランタイム

Web Server は、インタラクティブなテーブル、フォーム、ツリー、チャート、マップ、ピボットを通じて、ユーザーをリアルタイムと履歴の情報に結びつけます。これらのコンポーネントは受動的な可視化にとどまりません。入力を受け付け、サーバー側のロジックを呼び出し、統制されたアクションを起動します。

Web Server はデータ層や処理層と同じランタイムの一部であるため、インターフェースは常にアプリケーションの状態の近くにあります。更新はブラウザに直接届き、各ユーザーが何を見て何を実行できるかはエンタイトルメントが決定します。

そのため、ワークフローはライブの業務ビューとして始まり、フォームや承認を経て、別の技術スタックに移ることなく、部分的または完全に自動化できます。

インタラクション、ワークフロー、レポーティング、実行のためのアプリケーションランタイムとしての Web Server の全体像
ダッシュボード層ではなく、インタラクション、ワークフロー、レポーティング、実行のためのアプリケーションランタイム。
「アプリケーション・ファブリック」という名前の由来

Center は、画面を除いてアプリケーションに必要なすべてを備えています。複合イベント処理、データの仮想化と配信、エンタイトルメントです。アプリケーションは、インターフェースが存在する前から、ファブリックの中核でヘッドレスかつサーバー側で動作します。名前の由来はここにあります。

Web Server は、ユーザー層ごとに最適化したリアルタイムインターフェースを通じて、これらのアプリケーションをユーザーに提示します。ダッシュボードとレイアウトは、ファブリックのデータフローにUIを与える非常に効果的な手段の1つです。

リアルタイム集約

LivePivots™:ライブデータのスピードでピボット

ピボットを静的なレポーティング作業からライブの機能へと変えます。数百万行、数千列にわたる即時の集約、流入するすべてのデータポイントと同期した継続的な更新、そしてエンタイトルメントに基づきワークフローを考慮したユーザーごとのビューを、夜間の再計算なしで提供します。LivePivots™ は 3forge Application Engine の一部として提供されます。

LivePivots™ を見る

効率的なUI開発

金融インターフェースのための構成要素

エンジニアリングチームには、数か月ではなく数週間での提供が求められています。3forge は、トレーダー、リスクマネージャー、オペレーションチーム向けに、ハイパースケールのデータとリアルタイムで深く統合された、目的に合わせたブランド体験を構築するためのフレームワークとコンポーネントを提供します。

タブとネストされたパネルのイラスト

タブとネストされたパネル

タブ内のディバイダーや多階層のパネルなど、ナビゲーションコンポーネントをネストして高度に構造化されたインターフェースを作成し、データ探索を効率化します。

動的HTMLのイラスト

動的HTML

動的HTML機能でコンテンツの表示をカスタマイズし、アプリケーション内で直接、豊かなインタラクティビティと柔軟性の高いユーザー体験を実現します。

スナップ付きディバイダーのイラスト

スナップ付きディバイダー

所定の位置にスナップするディバイダーで複雑なダッシュボードレイアウトを整理し、ワークスペースの配置を正確かつ直感的に制御できます。

トランジェントパネルのイラスト

トランジェントパネル

コンテキストに応じたビュー、一時的なポップアップ、オンデマンドのインタラクションにより、インターフェースを簡潔で見通しよく、応答性の高い状態に保ちます。

高度なチャートのイラスト

高度なチャート

リアルタイムで更新される棒グラフ、散布図、折れ線、エリア、マップ、ヒートマップ、キャンバス、放射状チャート、3Dチャートを、ほぼ自由に組み合わせて追加できます。

集計テーブルのイラスト

集計テーブル

合計、平均、件数などの統計値を計算して大量のデータを要約し、レコードを意味のあるインサイトにまとめます。

リアルタイムピボットテーブルのイラスト

リアルタイムピボットテーブル

数百列、数百万行にわたる大規模データセットを動的なカテゴリに分割し、常に更新され続けるピボットを実現します。

リアルタイムツリーテーブルのイラスト

リアルタイムツリーテーブル

ノードを展開、折りたたみ、並べ替えて関係を探索できます。階層と数式をカスタマイズし、シナリオに即した正確なインサイトを得られます。

PDFおよびメールレポーティングのイラスト

PDFおよびメールレポーティング

3forge は、ユーザーインターフェースと同じライブレイアウトモデルで設定・構成した自動メールレポートを作成し、配信できます。PDFレポートは豊富なカスタマイズオプションを備え、高度な分析と直感的で豊かなビジュアライゼーションを組み合わせます。

関連する列の論理的なグループ化のイラスト

列の論理的グループ化

関連する列を共通のヘッダーの下にまとめ、価格や数量などの経済的なフィールドをグループ化することで、密度の高いテーブルを読みやすく保ちます。

整理された繰り返し列のイラスト

整理された繰り返し列

繰り返し列のセットを1行に配置し、連続する期間にわたる同じ指標を、一目で把握できる単一のビューで表現します。

データ集約のイラスト

データ集約

同じ型の列間に関係を定義して横断的に要約し、行を積み上げるのではなく、同種のフィールドを単一の指標に結合します。

ダークモードとライトモードのリアルタイムビジュアライゼーション

コンポーネントのテーマとスタイル

動的なスタイルとテーマ。ライト、ダーク、ハイコントラスト、ブランドに合わせたパレットをその場で切り替え

複雑なダッシュボードでのキーボードナビゲーション

ADA への準拠

複雑なダッシュボードでのキーボードナビゲーション、テーブルとツリーでのキーボードによる列フィルタリング、パネル間の移動とフォーカスのスクリプト制御に対応

モバイルデバイスで動作する 3forge のレイアウト

モバイル対応

転送量が十分に最適化されているため、ブラウザベースのモバイルUIで、大規模なデータセットをリアルタイムにモバイルデバイスへ届けられます。

充実したリアルタイムのチャート・可視化エンジン

主なビジュアライゼーションには、グループ化棒グラフ、複数折れ線グラフ、転置テーブル、ピボットテーブル、CRUDテーブル、パンくずフィルター、ヒートマップ、ネットワークグラフ、3Dチャート、エリアチャート、サンキー図、ファネル、ツリーグリッド、箱ひげ図、ブレットチャート、ウォーターフォール、バンプチャート、ガントチャート、ローソク足、散布図、円グラフ、放射状棒グラフ、スピードメーター、ドーナツ、積み上げローズ、組織図などがあります。

テーブルとツリーは、リアルタイムデータと静的データの両方で、列のグループ化とセル単位のデータ編集に対応します。疎なビューと密なビュー向けの設定可能なスタイルテンプレートと、動的なライト/ダークテーマがユーザー体験を仕上げます。

効率的なUI開発

目的に合わせたインターフェースを、数か月ではなく数週間で

エンジニアリングチームには迅速な提供が求められています。フレームワークとコンポーネントはあらかじめ用意されているため、労力はその下のインフラではなくアプリケーションそのものに注げます。レイアウトは説明するそばから形になり、会話が数週間ではなく数分で動くインターフェースになります。

  1. 構造を作る

    レイアウトは枠組みから始まります。ユーザーが一度に目にするものを決めるパネル、タブ、ディバイダーを、ドラッグ&ドロップのコンポーネントとマルチモニター対応のウィンドウで配置します。

  2. データモデルを作る

    コンポーネントはデータモデルまたはフィードにバインドされます。モデルはウィザード形式のエディターで定義します。リアルタイムと履歴のソース、結合、派生列、サブスクリプションを設定し、その背後は Relay と Center が支えます。

  3. データコンポーネントを挿入する

    コンポーネントはあらかじめ用意され、リアルタイム更新にバインド済みです。

  4. デプロイする

    デプロイという工程はありません。レイアウトは同じブラウザウィンドウで構築・実行され、エンジニアは1つのコントロールキーで User モードと Editor モードを切り替えます。コンパイルする実行ファイルも、バックエンドに公開する変更も、再読み込みするフロントエンドも、デプロイするソフトウェアもありません。変更の効果は、変更を加えたそのウィンドウですぐに確認できます。

    ユーザー設定、レポーティング、メール・Excel・PDFへの配信は、後付けではなくインターフェースに本来備わっています。

    使い慣れたツールを好むエンジニアは、VS Code などのIDEや、Claude Code、Codex、Copilot などのコーディングアシスタントからレイアウトを構築できます。

本番環境に対応

パフォーマンスと計測機能は組み込み済み

3forge のレイアウトコンポーネントは、すでに高いパフォーマンスに最適化されています。たとえば 3forge Enterprise は次の機能を提供します。

  • サーバー側処理:Center が計算し、Web Server が結果を返すことで、帯域幅とフロントエンドの応答性をともに確保
  • リアルタイムの伝播:1つの要素が変わると、その変更が関連するデータセットとビューに反映され、複雑さが増してもインターフェースの一貫性を維持
  • ランタイムの詳細な計測:実行、データアクセス、レイテンシ、スループットを継続的に測定し、フレームグラフによるスレッド分析で時間の使われ方を可視化
リアルタイムのデータ伝播:ビューに必要なデータだけを転送
最適化の例:データセットは数百万行にわたってフィルタリングや並べ替えができますが、ブラウザに転送されるのはビューに必要なデータだけです。並べ替えとフィルタリングはリアルタイムに更新されます。

第三者が測定した高いパフォーマンス

金融機関を代表するワークロードで新技術をベンチマークする技術調査会社 STAC は、3forge Web を独自にテストし、従来の重量級フロントエンドを上回るリアルタイムパフォーマンスを確認しました。

「平均して、システムは200万データポイントのチャートに約3.7秒で応答しました。また、70万のデータベースフィールドに相当する25,000レコードが毎秒システムにストリーミングされる状況で、システムは新しいレコードを平均150ミリ秒未満でユーザーのクエリに利用可能にしました。」

Peter Lankford, Executive Director, STAC

システム全体にわたって

エンタープライズの相互運用性

3forge は FDC3 2.0 標準に完全準拠しており、企業全体の金融アプリケーション間でシームレスな相互運用性と円滑な通信を実現します。Here(旧 OpenFin)や Interop.io といった業界をリードするプラットフォームを含む、エンタープライズグレードのブラウザで日常的に導入されています。

この互換性により、3forge は既存の金融テクノロジーのエコシステムに円滑に統合され、複雑なマルチアプリケーション環境での迅速な導入と生産性の最大化を実現します。

Here(旧 OpenFin) Interop.io

アプリケーションとユーザーの状態

1つの Web Server がレイアウトを提供し、Web Manager と Web Balancer がユーザーを支える。

水平スケーリング、ユーザープロファイルとダッシュボードの一元管理、ライブセッション間の負荷分散。